冬の朝白い息吐く石畳凍てつく風に揺れる柿の実哲学の道落ち葉重なり誰も歩かず静寂の中時だけが流れ寺の鐘霧に沈んで遠ざかる古都の冬は音をも包み込む年の瀬に思い出数え茶を点てる過ぎ去りし日々心に染み入る枯れ枝に雀ひとつ身を寄せる寒さに耐えて春を待つ命雪の夜提灯の灯り揺らめいて人の温もり恋しき時節朝露の庭に残りし足跡は昨夜訪れた猫のものかな冬至過ぎわずかに伸びる日の光希望の兆し静かに芽吹く#俳句 #短歌 #京都 #冬