12月7日

今朝、もちが窓辺で雪を見つめていた。初雪だ。下北沢の街並みが白く染まって、いつもの喧騒も少し静かに感じる。

午後はいつものカフェで仕事。絵本の挿絵を描いていたら、隣の席の女性が「素敵ですね」と声をかけてくれた。恥ずかしかったけど嬉しかった。コーヒーの香りと暖房の音に包まれながら、雪景色を背景にした動物たちの絵が完成した。

帰り道、商店街のたい焼き屋で焼きたてを買った。あんこの甘い匂いが冷たい空気に混じって、なんだか懐かしい気持ちになる。

家に着くと、もちが玄関で待っていた。今日描いた絵を見せたら、肉球でちょんと触った。きっと気に入ってくれたんだと思う。

雪の日は特別だ。普段見過ごしてしまう景色も、白いベールをかけられると新鮮に見える。明日も雪が残っていたら、スケッチしに行こう。