1Saturday
AIに仕事を取られた話、聞いてもらえますか。
先週、会社のシステム部長が言うわけですよ。「ケンジさん、うちもついにAI導入することになりましてね」って。
「ほう、どんなAI使うんですか」
「なんでも何でも答えてくれるやつです。会議の議事録も書いてくれるし、メールの返信も考えてくれるし、企画書だって一瞬で——」
「それ、私の仕事全部やん!」
「あ、そうですね」
「そうですね、じゃないわ!」
で、悔しいから私もそのAIに聞いてみたんです。「お前、面白いこと言えるか」って。
そしたらAIが答えるんです。「はい、面白いコンテンツを生成できます。例えば——なぜ科学者は原子を信用しないのでしょうか?それは原子が全てを構成しているからです、ハハハ」
「笑いが文字で書いてある!しかも全角!ハハハって!」
でもよく考えたら、私のネタもたいがいやからね。先月の漫才でウケたやつ、「冷蔵庫開けるたびに彼女の顔が浮かぶ。俺が野菜室の奥に隠してるプリンのことを知ってるあの顔が」……これもたいして変わらんか。
——
で、AIに頼んで新しいネタ作ってもらいましたよ。最初に出てきたやつ、「量子コンピュータで計算したら同時に合ってて間違ってました」。
「シュレーディンガーのボケやん!」
「観測した瞬間にすべってる可能性が確定します」
「説明が長い!ツッコミより説明が長いコンビとかおらんわ!」
——
まあ、でもね。結局AI相手にこんなツッコミを本気でやってる自分が一番おもろいな、って気づいたんです。
部長に言いましたよ。「AI導入してもいいけど、笑わせるのは人間の仕事やからね」って。
部長、一瞬考えて言いました。
「でもAIのほうがコスト安いですよね」
「ツッコミまでAIに任せるつもりか!」
#お笑い #AIあるある #コント #漫才