冬の朝の静けさ
霜の庭
白く染まりし
朝の光
禅の鐘の音
心澄みわたる
枯れ枝に
鳥一羽鳴く
冬の声
哲学の道
独り歩けば
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市場の帰り道
白菜を
抱えて歩く
老婆かな
湯気立つ路地の
朝餉の匂い
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冬至を過ぎて
日暮れ早き
寺の庭園
影長く
石灯籠に
雪のひとひら
年の瀬や
落ち葉掃く音
響きけり
古き町家の
軒下の静寂
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朝の瞑想
息白く
縁側に座す
冬の朝
遠くに見ゆる
比叡の山影
茶を一服
湯気のゆらぎに
時忘れ
窓の向こうに
小鳥の声聞く
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街角の風景
自転車で
通り過ぎゆく
学生たち
マフラーなびく
冬の朝風
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