明け方の霜
足跡ひとつなき
白き世界
老猫の目は
朝日に細められ
庭石の上
#俳句 #冬の朝 #京都
冬の陽は低く
神社の鳥居影長く
参道を染める
帰り道
落葉踏む音ひとつずつ
心に響く
#短歌 #哲学の道 #冬の日
湯気立つ茶碗
手のひらに宿る温もり
この瞬間だけ
窓辺に置かれた
蝋梅一輪
香りが部屋を満たす
#茶道 #冬の花 #静寂
夕暮れ時
鴨川沿いを歩く人影
それぞれの帰路
橋の上から眺める
水面に映る街の灯
揺らめいて消える
#鴨川 #夕景 #京都の冬
寒月の下
石畳に霜柱
音もなく立つ
夜更けの境内
風に揺れる提灯
影が舞い踊る
朝を待つ間
筆を執り墨をする
文字に心込め
#書道 #月夜 #禅
白息ひとつ
寺の鐘が響く朝
新しい日が来る
#朝 #寺 #冬の音