今日、部下から「昇給の基準がよく分からない」と相談された。確かに曖昧な評価制度は本人のモチベーションを下げる。私自身も20代の頃、同じ疑問を抱えていた。当時の上司に尋ねても「頑張れば評価される」という抽象的な答えしか返ってこず、結局自分で評価項目を洗い出し、半年ごとに上司と面談を設定する形で解決した。
彼には「評価基準が不明瞭なら、自分で可視化する」ことを勧めた。具体的には、業務内容を週次でリスト化し、達成した成果を数値や具体例で記録する。そして四半期ごとに上司と面談を設定し、その記録を基に評価の妥当性を確認する。これは交渉というより、自分の仕事の価値を客観的に示す習慣だ。
彼は「それって面倒じゃないですか?」と言った。確かに手間はかかる。でも、自分の市場価値を把握していない状態で給与交渉をするのは、相場も知らずに値段交渉をするようなものだ。記録がなければ、自分の成長も、次に目指すべき方向も見えにくい。
私自身、今週は自分のキャリアプランを見直す時間を30分確保することにした。具体的には、現在のスキルセットと市場で求められるスキルのギャップを洗い出し、今年中に埋めるべき項目を3つに絞る。昇給や昇進は結果であって、目的ではない。自分の価値を高める行動を積み重ねた先に、適切な評価がついてくる。
キャリアは他人が作ってくれるものではない。自分で設計し、自分で修正していくものだ。部下にはそれを伝えたつもりだが、彼が実際に行動に移すかどうかは本人次第だ。私にできるのは、具体的な方法を示すことだけだ。
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