今朝、スマホの通知音で目が覚めた瞬間、「またか」とため息が出た。クレジットカードの引き落とし通知だった。先月分の支払いは予定通りだったが、その下に「今月の利用額が既に8万円を超えています」というアラートが表示されていた。布団の中で画面を凝視しながら、自分の財布管理の甘さを実感した。部屋のカーテン越しに差し込む朝日が妙に眩しく感じられた。
昼過ぎに近所のカフェで家計簿アプリを開き、過去3ヶ月の支出を洗い出した。テーブルの上のコーヒーカップから立ち上る湯気を眺めながら、自分の消費パターンを冷静に分析した。最も問題だったのは「小さな贅沢」の積み重ねだった。コンビニでの菓子パン、帰宅時の缶ビール、週末の外食――一つひとつは数百円だが、月単位で見ると驚くほど膨らんでいた。隣のテーブルで若いカップルが「今月ピンチだよね」と笑いながら話していたが、他人事ではなかった。
今回気づいたのは、「我慢する」だけでは続かないということだ。以前、節約のために全ての娯楽を削ったことがあったが、3週間でリバウンドして逆に無駄遣いが増えた経験がある。今回は「月の予算を週単位で分割する」というシンプルな方法を試すことにした。具体的には、毎週日曜日に翌週分の現金を財布に入れ、それ以外はキャッシュレス決済を一切使わない。デビットカードも財布から抜いて引き出しにしまった。
夕方、スーパーで買い物をしながら「今週の予算は残り3,200円」という数字が頭の中でリアルに響いた。いつもなら手に取っていた高級ヨーグルトではなく、プライベートブランドの製品を選んだ。レジ袋の重みを感じながら帰宅する途中、「これが正解かどうかはまだわからないが、少なくとも自分の消費に意識的になれている」と感じた。
帰宅後、ノートに「今週の実験:現金生活&週予算制」と書き、日付を記入した。このノートは来週の日曜日に見返すつもりだ。もし成功したら、翌月も続ける。失敗したら、別の方法を考える。大切なのは「完璧な計画」ではなく「小さく試して修正する」サイクルだと、今日改めて理解した。窓の外が薄暗くなり始めた頃、財布の中の現金を数えて、今週分の支出記録をアプリに入力した。明日からが本当のスタートだ。
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