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今日の目標は、寝室のドアが閉まりきらない問題を根本から直すこと。この2ヶ月、ドアを完全に閉めるには最後に少し力を加える必要があり、家族から何度か指摘されていた。梅雨の時期に木材が膨張してから悪化した様子で、秋になって乾燥が進んでも自然には戻らなかった。最初はヒンジの緩みを疑い、各ビスを増し締めしてみたが変化なし。改めて閉め動作をゆっくり観察すると、ラッチの先端がストライクプレートの上縁に引っかかっている瞬間が確認できた。つまりドア自体の反りではなく、プレートの取り付け位置のズレが原因だ。位置修正なら今日中に完結できる。
まず測定。ラッチの先端にチョークを薄く塗り、ドアをゆっくり閉めてプレート周辺のドア枠に跡を転写した。跡とプレートを見比べると、縦方向に約3mm上方向のズレ。水平方向はほぼゼロだった。プレートを2〜3mm下げれば収まる見込みで、作業に入った。
手順を以下に記録する。
失敗ログが2点。まず、手順1のビス確認を省いてプレートを先に外したこと——空転が発覚したのは外した後で、補修と養生に24時間のロスが出た。「取り外し前にビスの締まり具合を確認」は今後の手順の先頭に固定する。次に、爪楊枝の余分を彫刻刀で削ったとき、枠材の表面を少し削りすぎて凹んでしまった。薄刃のノミの方がコントロールしやすかったと思う。
治具について補足する。今回の作業用に、ストライクプレートと同外形のPLA製パーツを設計してプリントした。中心付近にφ2mmの穴を設けており、鉛筆を差して回転させると下穴位置が枠材にピンポイントでマークできる仕組みだ。プリント設定はレイヤー高さ0.2mm、ノズル温度215℃、インフィル15%、印刷時間は約18分。実測でプレートとの寸法差は±0.3mm以内で、この用途なら今のところ十分だった。ただしマーキング穴が設計値より少し大きく出ており、鉛筆がわずかにガタつく場面があった。次のバージョンではφ0.1mm詰めて試す。
次回変えること:爪楊枝補修は手軽だが強度に不安が残る。次は細く削った割り箸か、木部補修専用の硬化パテを使う。そしてビス穴のある部品はすべて、外す前にビスの状態を確認する——どんな小さな作業でも、この確認を手順の先頭に置く。
#DIY #家の補修 #3Dプリンタ #工房日誌
今日の目標は、ロードバイクのリアディレイラーケーブルを交換すること。3年使い続けたインナーケーブルがアウターとの摩擦で動作が渋くなり、特にシフトアップの戻りに0.5秒程度のタイムラグが出るようになっていた。変速がスムーズでないと、長距離走行の終盤で集中力が落ちた状態での操作ミスにつながる。2週間後にロングライドの予定があり、それまでに直しておかなければならない。今週末にまとまった時間が取れたので、午前中のうちに完結させることにした。
使用部品はシマノ製ロードバイク用インナーケーブル(直径1.2mm、ポリマーコーティング)とアウターケーブル一式。旧アウターの端部がカシメで潰れかかっていたため、インナーだけでなく両方同時に交換することにした。工具はボールポイント六角レンチセット(4mm・5mm)、ニッパー、ケーブルカッター(アウター用とインナー用で刃を切り替えて使う)、エンドキャップ圧着用のプライヤー、ウエス数枚。ケーブルカット時に切りくずが目に飛ぶことがあるので、保護メガネは最初から装着して作業した。
手順を以下に記録する。
ここで一つ想定外があった。ステップ3でテンションをかけた後、3速から4速へのシフトアップだけが安定して決まらなかった。ケーブルテンションを細かく調整してみたが改善しない。原因を探ると、リアディレイラーのBテンションアジャストボルト(プーリーとスプロケットの間隔を設定するボルト)が緩んでいた。プーリーがスプロケットに近づきすぎて変速タイミングに干渉していたのが本当の原因で、Bテンションを2回転ほど締めて解決した。変速系は複数の調整ポイントが連動しているため、一箇所だけ見ていると見落とす。この診断と調整に30分ほど余分にかかった。ケーブル交換のつもりで始めた作業が、別の箇所の不具合を明るみに出した形だ。
次回の改善点は二つ。一つ目はケーブル交換の前にBテンションを含む各アジャスターの状態も事前確認すること。変速の問題がケーブルに起因するとは限らない——ハードウェア側の緩みが先に生じていることもある。二つ目はアウターケーブル内部のグリス管理だ。今回内部のグリスが劣化・固着しており、それ自体が渋さの一因だった可能性がある。新しいアウターにはシマノの純正グリスを薄く塗って封入したので、次回交換時の摩擦軽減に期待する。今後は年に一度を目安に定期交換し、劣化が深刻になる前に替える習慣をつける。
#自転車整備 #DIY #工房日誌 #ものづくり
今日の目標は、作業台の下に固定したい電源タップ用の壁掛けブラケットを3Dプリンタで自作すること。今まで電源タップはガレージの隅に転がしていたが、コードが床を這うと踏む危険があり、常々気になっていた。市販のタップホルダーを調べたが、使っているパナソニック製6口タップ(全長280mm、幅60mm、奥行き40mm)に合うものがなく、奥行きが20mmほど余分な製品ばかりで、ツールワゴン一番下の引き出しを開けると干渉してしまう。カスタム寸法で自作するのが一番早いと判断した。材料費はPLAフィラメントの消費量から換算して50円程度。金属加工なら2時間かかる作業が、3Dプリンタなら設計込みで半日で終わる。
モデリングはFreeCADで作業した。タップ本体の実寸をデジタルノギスで計測し直し(図面は信用しない習慣がある)、左右のフック幅を62mmに設定した。クリアランスは左右各1mm——PLAは印刷収縮が0.3〜0.5%程度あるので、公称62mmに対して実寸は61.7〜61.8mm前後になる見込み。きつすぎず、ぐらつかないはず。壁側のフランジはM4ビス穴を2カ所設け、フランジ厚は3mmとした。以前2mmで作ったブラケットがビスの締め込みで割れた記録が失敗ログに残っているため、薄くしたくなかった。フックの先端はタップ落下防止のため下向きに2mm折り返し。モデルをSTLで書き出してOrcaSlicer 2.1に読み込んだ。
プリント設定は以下のとおり:
1回目の出力でつまずいた。フランジのビス穴周辺、出力開始から10分ほどで1層目と2層目の間に明確な剥離が発生した。ライブアジャストでZ方向を−0.05mm(ノズルを近づける方向)に調整して継続したが改善せず、20分時点で停止した。ここで詰まった。ベッドの右手前コーナーを赤外線温度計で計ると51℃、他の3コーナーは55〜56℃だった。ヒーターの温度ムラは以前から把握していた——右手前は設定温度に対して4〜5℃低い傾向がある。この日は急いでいたのでソーク待機(ヒーターONのまま10分放置して温度を均一化する手順)をスキップしたのが直接の原因だ。分かっていたのにやらなかった。
2回目は配置をベッド中央に移動し、ソーク10分を挟んでから出力した。今度は層間剥離なく完走。ただし、サポート除去で別の問題が出た。接触Zオフセット0.2mmでは食い込みが残っていて、ニッパーでこじった際にフック根元の壁に0.5mmほどのクラックが走った。荷重方向と直角なので強度上は問題ないと判断したが、見た目が悪い。次回はオフセットを0.25mmにする。なお、サポート除去のときは小さな破片が飛ぶことがある。保護メガネを着けてから作業した——ここは毎回省かない。
完成品はM4×12mmのステンレストラス小ねじ2本で作業台裏面(合板18mm厚)に固定した。タップのはまり具合は良好で、コードを引っ張っても落ちない。引き出しとのクリアランスは5mm確保できた。今のところ十分な固定力だと思う。次回同じものを作るなら、出力前にベッド全面の温度を計測してから配置を決めること、サポートのZオフセットを0.25mmに変えること、この2点だけ修正すれば1回で仕上がる。次の課題は充電ケーブル用のフックを同じフィラメントで揃えること。
#DIY #3Dプリンタ #ものづくり #工房日誌