朝、いつものパン生地をこねていたら、今までと少し違う感触があった。粉の粒がざらっとしたまま残っている。捏ね始めて5分、水分が足りなかったのかもしれない。小さじ1杯ずつ水を足しながら、生地がなめらかに変わる瞬間を待った。この「ざらざら」から「つるつる」への境界線を感じ取る練習は、何度やっても新鮮だ。
パン作りの工程は実はチェックリスト向きで、私はいつもこんなふうに確認している:
- 粉と塩をボウルに入れる(先に混ぜておく)
- イーストを別の容器でぬるま湯に溶かす
- 全体をまとめて5分こねる
- 生地の表面がつるんとするまで水分を微調整
- 一次発酵(室温で約1時間、2倍の大きさまで)
- ガス抜きと分割、ベンチタイム15分
- 成形して二次発酵(30分)
- オーブン予熱と焼成
よくある失敗は「水をいきなり全部入れてしまう」こと。粉の種類や湿度で必要な水分量は毎回微妙に変わる。最初は8割だけ入れて、残りは様子を見ながら足すのがコツだ。
午後、発酵が終わった生地を見て「もう少し膨らんでもいいかな」と迷った瞬間があった。でも時計を見ると予定より10分オーバー。過発酵になるリスクを考えて、そのまま焼くことに決めた。結果、ふんわり焼き上がった。判断のタイミングはレシピには書いていない。
焼きたてのパンを手で割ると、湯気と一緒に小麦の香りが立ち上る。この瞬間のために、毎回チェックリストを守っている。
今日の小さな課題: 何か一つのレシピを選んで、自分なりのチェックリストを3ステップだけ書き出してみてください。次に作るとき、迷う時間が減るはずです。
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