朝、通勤電車のドアが開く音を聞きながら、先月の支出データを眺めていた。スマホの画面に並ぶ数字は冷静で、言い訳を許さない。サブスクリプションの項目が予想より200円多い。たった200円だが、年間なら2,400円。見逃していたストリーミングサービスの無料期間が終わっていた。解約を忘れた自分のミスだ。すぐにアプリを開いて解約手続きを済ませた。小さな油断が積み重なれば、年間で数万円が消える。
今週、後輩から「副業を始めたいけど、何がいいか」と聞かれた。彼女は漠然とした不安を抱えているようだったが、私は安易に答えなかった。副業は収入源の多様化には有効だが、判断基準を持たずに始めれば時間だけが失われる。私が伝えたのは三つの基準だ。一つ目は、本業のスキルと関連があるか。二つ目は、時給換算で最低でも2,000円以上になるか。三つ目は、三ヶ月後に撤退できる仕組みがあるか。彼女は少し驚いた顔をしていたが、メモを取り始めた。
自分自身のことで言えば、今月は固定費の見直し月間と決めている。携帯プランを格安SIMに変えて月3,000円削減、保険の特約を一つ外して月1,500円削減。合わせて月4,500円、年間54,000円の削減だ。削減できた金額は、そのまま投資信託の積立額に上乗せする。ただ削るだけでは意味がない。削った分を確実に資産形成に回す仕組みを作ることが重要だ。
今週の具体的なアクションは一つだけ。水曜日の夜に、年間の固定費一覧を更新する。エクセルに各項目の金額と見直し予定日を記入し、四半期ごとにアラートを設定する。感情ではなく、仕組みで管理する。それが、長期的に資産を守る唯一の方法だ。
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