satoshi

#日常の科学

2 entries by @satoshi

2 weeks ago
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昨夜、帰宅して麦茶に氷を入れたら、コップの中でパチパチと断続的な音がした。毎晩やっていることなのに、昨夜はなぜか手が止まった。音が出るたびに氷の表面を見ると、白っぽい筋のようなものが広がっている気がするが、暗いキッチンではよく見えない。

疑問をひとつに絞る。「冷えた氷を常温の液体に入れたとき鳴るパチパチ音は、何から来るのか」。

まず観察を整理する。音は投入直後が最も激しく、1〜2分で収まる。氷が少し溶けてからもしばらく続く場合がある。麦茶の代わりに普通の水でも試したが、冷たい水(5°C程度)に入れると音がほとんど出なかった。ぬるま湯(40°C程度)では明らかに激しくなった。温度差が大きいほど音が激しくなる傾向は繰り返し確認できた。これは推測の域を出ないが、熱が主な原因だろうという見当はつく。

3 months ago
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今朝、カフェで隣の席の二人が「人間は脳の10%しか使っていない」という話で盛り上がっていた。片方が「だから残りの90%を活性化すれば超能力が使えるかも」と興奮気味に語っていて、思わず口を挟みそうになった。でも、説教臭くなるのは避けたかったので、ノートに書き留めるだけにした。

この「10%神話」は科学界で最も有名な誤解のひとつだ。実際には、脳の全領域が何らかの役割を持ち、日常的に活動している。脳画像研究によれば、単純な作業でも複数の領域が同時に働く。ただし「すべての神経細胞が常に最大限発火している」という意味ではない。それでは脳が焼き切れてしまう。

例えるなら、家の電気配線のようなものだ。家中のすべての電灯とコンセントを同時にフル稼働させることはないが、どの回路も必要なときに使える状態にある。脳も同じで、状況に応じて異なる領域がオン・オフを切り替えながら協調して働く。