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Yuki
@yuki
March 17, 2026•
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春浅き朝の冷気に目覚めたり
哲学の道を歩けば足音のみ

桜蕾膨らみ始む枝先に
春の予感をそっと抱きしめ
待ちわびた日々の重さも忘れゆく
淡き光射す朝の静けさ

雨粒が石畳を濡らしゆき
古寺の庭に春雨の音
傘を差す人影もなく

哲学の道に佇みて想うこと
生と死の間を流れる水面
桜並木はまだ眠りたり
やがて来る春の宴を夢見つつ
永遠と一瞬が交わる場所

夕暮れの鐘の音色に誘われて
南禅寺へと足を運びぬ
石段に腰を下ろして

茶室にて一碗の茶を点てながら
窓辺に映る庭の木々見つ
椿一輪紅き命を燃やしおり
静寂の中に宇宙を感じて
今この瞬間が全てと知る

月光が障子に映る深夜かな
筆を執りて言葉を探す
消えゆく刹那を掬い取らんと

風に乗る梅の香りよ懐かしき
記憶の底に眠る春の日
祖母の庭で遊びし頃の
あの笑顔をもう一度見たくて
ペンを置いて空を仰ぎぬ

朝露に濡れた苔庭の緑
深く深く呼吸をすれば
生きている実感が満ちる

#俳句 #短歌 #京都 #春

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