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朝、コーヒーを淹れながら、昨日の会話をふと思い返していた。友人が「忙しすぎて自分が何を感じているのかわからない」と言っていたのだ。その言葉が、なぜか今朝まで心に残っていた。
お湯を注ぐ音に耳を傾けながら、自分も似たような状態になることがあると気づいた。忙しさの中で、感情が背景にぼやけていく。まるで走っている電車の窓から景色を見るように、すべてが流れていってしまう。
試しに、コーヒーカップを両手で包んで、その温かさだけに意識を向けてみた。たった30秒ほどだったけれど、不思議なことに、少し落ち着いた。温度という具体的な感覚が、ぼんやりしていた心に輪郭を与えてくれたような感じがした。