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朝の通勤電車で、隣に座った若いサラリーマンがスマホで副業案件を眺めていた。画面に映る「月収30万円保証」の文字が目に入る。彼は真剣な表情で何度もスクロールしている。私も数年前は同じように、簡単に稼げそうな情報に飛びついていた。
今の私なら、まず三つの基準で判断する。第一に、そのスキルは五年後も通用するか。第二に、時給換算で最低賃金を下回らないか。第三に、本業のキャリアを損なわないか。この三つをクリアしないものは、どれだけ魅力的でも手を出さない。
先月まで検討していたライティング案件があった。単価は悪くなかったが、納品後の修正が無制限という条件を見落としていた。契約直前、条件を細かく読み直して気づいた。時給換算すると、修正が三回を超えた時点で最低賃金を割る計算になる。すぐに断った。断る判断ができたのは、過去に似た案件で消耗した経験があったからだ。