今月の四半期レビューを前倒しで済ませた。きっかけは小さい話で、社内の別チームから「来年度の予算策定を手伝ってほしい」という打診が月曜にあったことだ。断るかどうかを今週中に返事しなければならない。
現状を整理すると、今の案件は12月末で一区切りつく予定で、1月以降の稼働はまだ白紙だ。打診されたプロジェクトは3ヶ月・週2日程度の想定らしい。報酬は社内移管扱いなので増えない。つまり選択肢はこうなる。
A:断って、外部案件の探索に時間を使う(月8万〜12万円の機会を狙いにいく)
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今月の四半期レビューを前倒しで済ませた。きっかけは小さい話で、社内の別チームから「来年度の予算策定を手伝ってほしい」という打診が月曜にあったことだ。断るかどうかを今週中に返事しなければならない。
現状を整理すると、今の案件は12月末で一区切りつく予定で、1月以降の稼働はまだ白紙だ。打診されたプロジェクトは3ヶ月・週2日程度の想定らしい。報酬は社内移管扱いなので増えない。つまり選択肢はこうなる。
A:断って、外部案件の探索に時間を使う(月8万〜12万円の機会を狙いにいく)
今月末で今の案件が一区切りつく。次のアサインについて、担当役員から二択を打診されていた。一つは既存クライアントへの追加プロジェクト(製造業の原価低減、6ヶ月)、もう一つは新規クライアントのDX支援(小売業、3ヶ月+延長オプション)。今日が返答の期限だった。朝から少し頭が重かったのは、どちらを選んでも後悔の芽が見えているからだ。こういうときは手を動かして整理する方が、ぐるぐる考えるよりましだと経験上わかっている。今日はそれをやる。
まず事実から整理する。既存クライアントの案件は工数が読みやすく、月次フィーも安定している。3年間の付き合いで担当者の判断基準も把握しており、会議の進め方や資料の粒度感もほぼ共通認識がある。いわばコミュニケーションにかかる費用が低い状態だ。一方、新規クライアントは月額単価が約12%高い。ただし初月はオンボーディングに時間を取られるため、実質的な手取りは初月だけで見れば大差がない。3ヶ月という期間の短さは次の案件に早く動ける点でメリットだが、延長が確約されているわけでもなく、空白期間のリスクも含めて考える必要がある。今の収入水準を前提とした貯蓄率は月22%前後なので、1ヶ月の空白があっても急激には崩れない。だからこそ、単価だけで判断するのは筋が悪い。
次に仮説を書いておく。DX支援の経験は今後の案件獲得において差別化になりやすいと、現時点ではそう判断している。製造業の原価低減は3年で10案件以上こなしてきた。スキルとして深まってはいるが、横への広がりが薄い。小売業のDX支援は2案件しか経験がなく、体系的な知識というより断片的な理解に近い状態だ。ポートフォリオとして偏りがある状態で、製造業の単価が今後も安定して高い水準を維持し続けるという根拠は特にない。ただし「DX支援の経験が差別化になる」というのはあくまで仮説であって、事実ではない。3年後に答え合わせできることを祈る程度の確信度だ。この区別は意識しておきたい。
9月の第一営業日。今日、社内で新しい案件のアサインについて打診があった。製造業のクライアントで、プロジェクト期間は来年3月末まで、稼働率はほぼ100%を求められる。断る理由は特にないが、受ける理由も強くない、という状態。
事実として整理すると:現在抱えている案件が11月に一区切りつく。今の案件はテーマが自分の得意領域と重なっていて、クライアントとの関係も悪くない。来年3月まで新案件に100%入ると、並行して動かしていた小さな調査業務(月2〜3万円程度の副次収入)は実質止まる。金額として大きくないが、そこで得ている情報収集の機会費用のほうが気になっている。
仮説を言えば、製造業の案件は今後1〜2年でAI関連の工程最適化がテーマになっていくと見ている。そこに自分が入るのは悪くない。ただし「悪くない」は「積極的にやりたい」ではない。自分がこの手の案件で成果を出せる確率を現時点では6割程度と見ている。残りの4割は、業界特有の慣習と社内政治に消耗する可能性。
社内で別の事業部から異動の打診が来た。今いる製造業向けのオペレーション改善チームから、デジタル戦略の支援を専門にするチームへ移らないか、という話だ。打診は先週の水曜日、直属の上長を通じて届いた。返事の期限は9月5日になっている。
すぐに動揺しなかった自分に少し驚いた。2年前の同じような打診のとき、「面白そう」と思って翌日には返事をしていた。今回は一度メモに書き出して、3日かけて整理した。これが成熟なのか、単に判断が鈍くなっているのかはわからない。どちらにせよ少なくとも、衝動的に動くことはなくなった。それ自体は悪くないと思っている。
条件を事実として整理する。給与は現状維持で、役職の変更もない。ただし移ったあとの最初の1年は新規顧客の開拓に稼働の6割を充てる必要があるとのことで、その間は既存顧客への関与が薄くなる。チームの人員は現在の6人から4人になる想定で、一人あたりの担当範囲が広がる。チームの平均稼働時間は月220時間前後と聞いた。今の自分の稼働は月200時間ほどなので、月20時間の増加になる計算だ。これは先週の非公式面談で確認した数字だが、実態と異なる可能性は否定できない。
朝、通勤電車のドアが開く音を聞きながら、先月の支出データを眺めていた。スマホの画面に並ぶ数字は冷静で、言い訳を許さない。サブスクリプションの項目が予想より200円多い。たった200円だが、年間なら2,400円。見逃していたストリーミングサービスの無料期間が終わっていた。解約を忘れた自分のミスだ。すぐにアプリを開いて解約手続きを済ませた。小さな油断が積み重なれば、年間で数万円が消える。
今週、後輩から「副業を始めたいけど、何がいいか」と聞かれた。彼女は漠然とした不安を抱えているようだったが、私は安易に答えなかった。副業は収入源の多様化には有効だが、判断基準を持たずに始めれば時間だけが失われる。私が伝えたのは三つの基準だ。一つ目は、本業のスキルと関連があるか。二つ目は、時給換算で最低でも2,000円以上になるか。三つ目は、三ヶ月後に撤退できる仕組みがあるか。彼女は少し驚いた顔をしていたが、メモを取り始めた。
自分自身のことで言えば、今月は固定費の見直し月間と決めている。携帯プランを格安SIMに変えて月3,000円削減、保険の特約を一つ外して月1,500円削減。合わせて月4,500円、年間54,000円の削減だ。削減できた金額は、そのまま投資信託の積立額に上乗せする。ただ削るだけでは意味がない。削った分を確実に資産形成に回す仕組みを作ることが重要だ。
朝のコーヒーを淹れながら、先月の支出レポートを眺めていたら、小さな違和感に気づいた。サブスクリプションの項目が3つ増えている。いつ契約したのか思い出せないものが2つもあった。便利だからと軽い気持ちで始めたサービスが、気づけば月に5,000円以上の固定費になっていた。
ここで判断基準を明確にする必要があると感じた。「便利だから」という理由だけでは、支出を続ける根拠として弱い。私が使うべき基準は、週に3回以上使うか、それがなければ明確に困るかの2点だ。この基準に当てはめると、5つのサブスクのうち2つしか残らなかった。
解約の手続きを進めながら、もう一つの問題に直面した。キャリアの方向性についてだ。今の仕事は安定しているが、5年後の自分を想像したとき、何も変わっていない気がする。このままでいいのかという問いが、ここ数週間ずっと頭の片隅にある。
朝の通勤電車で、隣に座った若いサラリーマンがスマホで副業案件を眺めていた。画面に映る「月収30万円保証」の文字が目に入る。彼は真剣な表情で何度もスクロールしている。私も数年前は同じように、簡単に稼げそうな情報に飛びついていた。
今の私なら、まず三つの基準で判断する。第一に、そのスキルは五年後も通用するか。第二に、時給換算で最低賃金を下回らないか。第三に、本業のキャリアを損なわないか。この三つをクリアしないものは、どれだけ魅力的でも手を出さない。
先月まで検討していたライティング案件があった。単価は悪くなかったが、納品後の修正が無制限という条件を見落としていた。契約直前、条件を細かく読み直して気づいた。時給換算すると、修正が三回を超えた時点で最低賃金を割る計算になる。すぐに断った。断る判断ができたのは、過去に似た案件で消耗した経験があったからだ。
今朝、通勤電車の中で隣に座っていた若い会社員が副業の収支をスマホの家計簿アプリで確認していた。画面が少し見えてしまったのだが、毎月3万円程度の収入欄に「ブログ」と書かれていて、その下に「サーバー代」「ドメイン代」と経費が並んでいた。差し引きで月2万円ほどのプラスだ。彼は真剣な表情でスクロールしていたが、その姿を見て自分の20代を思い出した。
副業や複業を始める人の多くが見落とすのは、時給換算の視点だ。月2万円の副収入は確かに嬉しいが、そのために週10時間使っているなら時給2,000円。本業でのスキルアップや昇給交渉に同じ時間を使った方が、長期的なリターンが大きい場合もある。もちろん金銭以外の価値—スキル習得、人脈形成、自己実現—も重要だが、それらを明確に言語化できないまま「なんとなく」続けるのは危険だ。
私が判断基準にしているのは3つ。第一に、その活動が5年後の自分の市場価値を上げるか。第二に、金銭的損失が出ても続けたいと思えるか。第三に、本業に悪影響を与えていないか。この3つ全てにイエスと答えられないなら、一度立ち止まって見直すべきだ。
3月も半ばを過ぎ、確定申告の締め切りが目前に迫っている。今朝、デスクに積まれた領収書の束を見たとき、胃が少し重くなった。去年までは毎月整理していたはずなのに、いつの間にか「後でまとめてやればいい」という考えに流されていた。
コーヒーを淹れながら、なぜこうなったのか考えた。理由は単純だ。月次の整理を「面倒な作業」として捉え、優先順位を下げ続けた結果、年度末に負債として返ってきただけだ。仕事でもよく見る光景だ。小さなタスクの先送りが、後に大きなストレスを生む。
ここで判断基準を整理しておく。即座に対応すべきタスクとは、放置すると複利的に負担が増えるものだ。月次の経理処理、契約書の確認、キャリアの棚卸し。これらは「今やっても後でやっても同じ」ではない。むしろ、今やれば10分で済むものが、後回しにすると1時間かかる。
朝、確定申告の書類を整理しながら、昨年度のサブスクリプション支出を見て思わず息を止めた。合計で年間14万円。一つ一つは月額980円とか1,200円とかで、契約時は「これくらいなら」と思っていたものばかりだ。しかし積み重なると、これは新しいスキルを学ぶためのオンライン講座2つ分に相当する金額だった。
問題は、その14万円分のサブスクのうち、先月実際に使ったのは3つだけだったことだ。動画配信サービスは契約してから2ヶ月開いていない。フィットネスアプリは週1回も起動していない。「いつか使うかもしれない」という曖昧な期待で、毎月確実にお金が消えていく。
ここで判断基準を明確にすることにした。過去3ヶ月で週1回以上使っていないサブスクは即解約。迷ったら、「この金額で何が買えるか」を具体的に考える。月額1,200円なら、年間14,400円。これは専門書3冊、あるいは業界セミナー1回分だ。どちらが自分のキャリアに直接貢献するかは明白だった。
金曜の夜、エアコンの送風音だけが静かに響く部屋で、先月の支出データをスプレッドシートに打ち込んでいた。画面に並ぶ数字を眺めていると、サブスクリプションの項目が予想以上に膨らんでいることに気づく。動画配信、音楽、ニュース、クラウドストレージ。一つひとつは小さな金額だが、合計すると月に8,500円。年間で10万円を超える計算だ。
「本当に全部使っているか?」と自分に問いかけてみる。正直に答えるなら、動画配信は週に1回見るか見ないか。ニュースアプリは無料版でも十分かもしれない。ストレージは容量の半分も使っていない。この無駄遣いは、契約した瞬間の「便利そう」という感覚だけで続けてきた惰性に過ぎなかった。
判断基準はシンプルにした。過去3ヶ月で週1回以上使ったかどうか。それ以下なら解約する。感情や「いつか使うかも」という曖昧な期待は排除する。数字と行動の記録だけが判断材料だ。厳しく聞こえるかもしれないが、お金は有限だ。使わないものに払い続けることは、自分の時間と労力を軽んじることと同じだと思っている。
朝、カフェで経費精算の領収書を整理していたとき、隣のテーブルから「もう貯金できない」という声が聞こえた。財布を開けるたび、小銭がジャラジャラと鳴る音が妙に重たく響いていた。自分の支出記録を見返すと、先月また「後で入力しよう」と先延ばしにした買い物が三件あった。記録を怠った結果、予算オーバーの原因が特定できず、無駄な時間を費やした。
キャリアでもお金でも、記録しないものは改善できない。これは何度も学んだはずのルールだ。感覚だけで「今月は抑えられた気がする」と言い訳しても、数字は正直だ。曖昧な自己評価ほど危険なものはない。
今週、小さな実験を始めることにした。買い物をしたその場で、レシートをスマホで撮影して即座に分類する。「後で」を禁止する。最初は面倒に感じたが、コンビニで昼食を買った直後にその場で記録すると、意外にも十秒で終わった。待ち時間や移動中の隙間時間でも十分できる作業だ。