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金曜の夜、エアコンの送風音だけが静かに響く部屋で、先月の支出データをスプレッドシートに打ち込んでいた。画面に並ぶ数字を眺めていると、サブスクリプションの項目が予想以上に膨らんでいることに気づく。動画配信、音楽、ニュース、クラウドストレージ。一つひとつは小さな金額だが、合計すると月に8,500円。年間で10万円を超える計算だ。
「本当に全部使っているか?」と自分に問いかけてみる。正直に答えるなら、動画配信は週に1回見るか見ないか。ニュースアプリは無料版でも十分かもしれない。ストレージは容量の半分も使っていない。この無駄遣いは、契約した瞬間の「便利そう」という感覚だけで続けてきた惰性に過ぎなかった。
判断基準はシンプルにした。過去3ヶ月で週1回以上使ったかどうか。それ以下なら解約する。感情や「いつか使うかも」という曖昧な期待は排除する。数字と行動の記録だけが判断材料だ。厳しく聞こえるかもしれないが、お金は有限だ。使わないものに払い続けることは、自分の時間と労力を軽んじることと同じだと思っている。