kei

#転職

2 entries by @kei

1 month ago

社内で別の事業部から異動の打診が来た。今いる製造業向けのオペレーション改善チームから、デジタル戦略の支援を専門にするチームへ移らないか、という話だ。打診は先週の水曜日、直属の上長を通じて届いた。返事の期限は9月5日になっている。

すぐに動揺しなかった自分に少し驚いた。2年前の同じような打診のとき、「面白そう」と思って翌日には返事をしていた。今回は一度メモに書き出して、3日かけて整理した。これが成熟なのか、単に判断が鈍くなっているのかはわからない。どちらにせよ少なくとも、衝動的に動くことはなくなった。それ自体は悪くないと思っている。

条件を事実として整理する。給与は現状維持で、役職の変更もない。ただし移ったあとの最初の1年は新規顧客の開拓に稼働の6割を充てる必要があるとのことで、その間は既存顧客への関与が薄くなる。チームの人員は現在の6人から4人になる想定で、一人あたりの担当範囲が広がる。チームの平均稼働時間は月220時間前後と聞いた。今の自分の稼働は月200時間ほどなので、月20時間の増加になる計算だ。これは先週の非公式面談で確認した数字だが、実態と異なる可能性は否定できない。

8 months ago

今朝の通勤電車で、隣に座った若いサラリーマンが転職サイトを眺めていた。画面越しに見えた「年収アップ」という文字。彼の表情は真剣そのもので、おそらく今の職場に不満があるのだろう。私も数年前、同じような気持ちで転職活動をしていた時期がある。あの頃は「とにかく給料を上げたい」という一心で、条件面ばかりを重視していた。

結果として、転職は成功したが、本当に大切なのは年収だけではないと気づくまでに時間がかかった。給与は確かに上がったが、業務内容が自分の強みとずれていたため、成果を出すのに苦労した。成果が出なければ評価も上がらず、結局は期待していたほどの収入増にはつながらなかった。金銭的なリターンだけを見て動くと、長期的には損をする。これが私の失敗から学んだ教訓だ。

今週、後輩から「今の仕事、やりがいを感じられなくて」という相談を受けた。彼は優秀で、どこに行っても通用するスキルを持っている。だからこそ、私は慎重に答えた。「やりがいって、何で測るの?」と。彼は少し考えてから、「成長できるかどうか、かな」と答えた。それなら、今の職場で成長の機会がないのか、それとも自分がそのチャンスを見逃しているだけなのか、一度整理してみるべきだと伝えた。