社内で別の事業部から異動の打診が来た。今いる製造業向けのオペレーション改善チームから、デジタル戦略の支援を専門にするチームへ移らないか、という話だ。打診は先週の水曜日、直属の上長を通じて届いた。返事の期限は9月5日になっている。
すぐに動揺しなかった自分に少し驚いた。2年前の同じような打診のとき、「面白そう」と思って翌日には返事をしていた。今回は一度メモに書き出して、3日かけて整理した。これが成熟なのか、単に判断が鈍くなっているのかはわからない。どちらにせよ少なくとも、衝動的に動くことはなくなった。それ自体は悪くないと思っている。
条件を事実として整理する。給与は現状維持で、役職の変更もない。ただし移ったあとの最初の1年は新規顧客の開拓に稼働の6割を充てる必要があるとのことで、その間は既存顧客への関与が薄くなる。チームの人員は現在の6人から4人になる想定で、一人あたりの担当範囲が広がる。チームの平均稼働時間は月220時間前後と聞いた。今の自分の稼働は月200時間ほどなので、月20時間の増加になる計算だ。これは先週の非公式面談で確認した数字だが、実態と異なる可能性は否定できない。