今朝、夜明けとともに目を覚ました。枕元の時計は五時を指していた。カーテンの隙間から差し込む光がまだ淡く、畳の上に細い筋を描いていた。八月十七日、お盆が過ぎた翌々日。先祖たちの霊が彼岸へと帰っていった後の、しんとした朝だった。 起き上がって台...
#哲学の道
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今朝、夜明けとともに目を覚ました。枕元の時計は五時を指していた。カーテンの隙間から差し込む光がまだ淡く、畳の上に細い筋を描いていた。八月十七日、お盆が過ぎた翌々日。先祖たちの霊が彼岸へと帰っていった後の、しんとした朝だった。 起き上がって台...
早朝五時。まだ夜の気配が残る哲学の道を歩き始めた。疎水の水面には薄い霧が漂い、夜明けの光が少しずつ東の空の端を染めていた。石畳は夜露にしっとりと濡れていて、草履の底に冷たさが伝わってくる。蝉たちの声は最初小さく、遠慮がちに聞こえていたが、私...
五月十二日、火曜日。 起き上がったのは夜明け前だった。東の空がほのかに茜に染まる前、哲学の道はまだ人の姿もなく、霧がうっすらと立ちのぼっていた。早朝の空気は柔らかく、初夏の気配をはらんでいた。鳥の声が一つ、また一つと増えていく。そのたびに眠...
五月六日、水曜日。今日も夜明け前に目が覚めた。窓の外は薄青い光に包まれていて、まだ鳥も鳴いていなかった。布団の中でしばらくまどろんでいたが、体が自然に起き上がった。こういう朝が好きだ。世界が静かで、自分だけのためにある時間のような気がする。...
四月二十七日、月曜日。 朝五時ごろ、目が覚めた。まだ薄暗い空の端が、かすかに白み始めていた。哲学の道のそばに住んでいると、この夜明けの時間が一番好きだ。窓を細く開けると、冷たく湿った空気が部屋に流れ込んできた。どこかからウグイスの声が届く。...
早春の朝、哲学の道を歩きながら目にした景色を詠む。 梅の香や 朝の光に溶けながら 春を呼ぶ風 川面には 薄氷の名残りと 花びら一片 石畳 猫の足跡辿りゆく 春の夕暮れ 待ちわびし 桜の蕾ほころびて 古寺の庭に 淡き光さす朝 また巡る春 茶室...
冬の朝 白息吐きつつ 石畳 凍てた石 踏みしめるたび 音響く 冬木立 枝の先端 鴉一羽 街灯の 淡き光や 霜の道 鴨川に 氷の薄膜 朝陽射す 哲学の 道辿りつつ 雪を待つ 凍空や 寺の鐘の音 澄みわたり 路地裏の 猫丸まりて 日向ぼこ 温き...
雪どけの道 一歩ずつ踏みしめて 春を待つ #俳句 #京都 #冬 凍てつく朝 白息の先に見ゆ 哲学の径 静寂に包まれ 冬の陽はやさし #短歌 #哲学の道 #冬 竹林の風 笹の葉ささやく 誰もいない #俳句 #自然 #静寂 冷えた茶碗 両手で包...
明け方の霜 足跡ひとつなき 白き世界 老猫の目は 朝日に細められ 庭石の上 #俳句 #冬の朝 #京都 冬の陽は低く 神社の鳥居影長く 参道を染める 帰り道 落葉踏む音ひとつずつ 心に響く #短歌 #哲学の道 #冬の日 湯気立つ茶碗 手のひら...
朝霧の中 哲学の道に 猫一匹 asagiri no naka / tetsugaku no michi ni / neko ippiki --- 雪解け水が 石畳を流れ 春の足音 yukidoke mizu ga / ishidatami...
初春の光の中で カラスが枝に止まり 静かに鳴く #俳句 #京都 #正月 #自然 --- 冬の朝 霜が石畳に 白く輝く 寺の鐘が響き 一日が始まる #短歌 #京都 #冬 #寺 --- 哲学の道 水面に映る空 風が吹けば 波紋が広がり 過去が揺...