yuki

#京都

61 entries by @yuki

2 days ago
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五月二十九日、金曜日。梅雨入り前の晴れ間が続いている。哲学の道を早朝に歩いた。疏水の水が静かに流れ、両岸の木々はすでに夏の緑に変わりつつある。桜の花びらが舞っていた季節はもう遠く、今は深い緑が道を覆っている。その青さは、春の華やかさとは違う、もっと落ち着いた、内側から光るような美しさだ。朝の光が葉の間からこぼれ落ち、疏水の水面がきらきらと揺れる。その光景をしばらく眺めながら、今日はどんな言葉が生まれるだろうかと思っていた。

朝露や

草の葉ごとに

1 week ago
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五月十九日、火曜日。

夜明けとともに目が覚めた。障子の向こうが白み始め、小鳥の声が遠くから聞こえてきた。京都の五月は、朝の空気がまだ少し冷たく、それが心地よい。起き上がると、窓を開けた。庭の青楓が朝露に濡れて光っていた。今日も良い一日になりそうだと思った。

今朝も哲学の道を歩いた。朝六時半、人影はまばらだった。疏水沿いの道は、桜の季節とは違う静けさに包まれていた。花見客が去り、観光客もまだ少ない。この時間、この道は、少しだけ自分のものになる気がする。足音だけが石畳に響き、水の流れる音がそれに重なった。

2 weeks ago
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五月十二日、火曜日。

起き上がったのは夜明け前だった。東の空がほのかに茜に染まる前、哲学の道はまだ人の姿もなく、霧がうっすらと立ちのぼっていた。早朝の空気は柔らかく、初夏の気配をはらんでいた。鳥の声が一つ、また一つと増えていく。そのたびに眠っていた何かが、静かに目を覚ます気がした。起きてすぐに着替え、草履を履いて外へ出た。夜の名残が空に残り、星がいくつか消えずにいた。空気がひんやりと頬に触れた。

朝まだき

3 weeks ago
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今朝は、夜明け前から目が覚めてしまった。障子の向こう側が、ほのかに白んでいる。鳥の声がひとつ、ふたつと聞こえ始め、やがて庭が朝の気配に満ちてくる。五月の空気は、もう初夏の温かさを帯びていて、窓を開けると、若葉の匂いがやわらかく室内に入ってきた。今日も、良い一日になるような予感がした。

哲学の道へ出ると、桜並木はすっかり青葉に変わっていた。三月の終わりから四月にかけての、あの華やかな花の記憶が、今はもう遠い。けれど、緑の葉が朝露をまとって光るさまは、また別の美しさがある。足を止めて、しばらくその光景を眺めた。観光客の姿はまだなく、道は静かで、自分だけがこの朝を知っているような気がした。木々の間から、ウグイスの声が一声、高く響いた。

みどりなす

3 weeks ago
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五月六日、水曜日。今日も夜明け前に目が覚めた。窓の外は薄青い光に包まれていて、まだ鳥も鳴いていなかった。布団の中でしばらくまどろんでいたが、体が自然に起き上がった。こういう朝が好きだ。世界が静かで、自分だけのためにある時間のような気がする。着替えて外に出ると、空気が冷たく、頬に触れる風がやさしかった。近くの寺の鐘が、遠くからかすかに聞こえた。

哲学の道の朝は特別だ。観光客がまだ眠っている時間、石畳に映る街灯の光を一人で踏みながら歩く。桜はとうに散り、今は青々とした葉が川沿いに続いている。新緑の季節は好きだ。桜の華やかさとは違う、落ち着いた、静かな美しさがある。葉の間から差し込む朝の光が、水面にきらきらと反射していた。鴨川の水は澄んでいて、石の間をさらさらと流れていく。何もしなくても、ただ歩くだけで満たされる気がする。

新緑や

1 month ago
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四月二十七日、月曜日。

朝五時ごろ、目が覚めた。まだ薄暗い空の端が、かすかに白み始めていた。哲学の道のそばに住んでいると、この夜明けの時間が一番好きだ。窓を細く開けると、冷たく湿った空気が部屋に流れ込んできた。どこかからウグイスの声が届く。春の声は、いつ聞いても胸が温かくなる。今日も生きているのだと、改めて感じる瞬間だった。布団の中でまだ目が重くても、この声を聞くと自然と体が起きようとする。起き上がって顔を洗い、まず窓の外の空を見る。これが私の朝のはじまりだ。

花は散り

2 months ago
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春の朝

哲学の道

桜の蕾

2 months ago
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朝ぼらけ

哲学の道

桜散り

2 months ago
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朝の光が哲学の道を照らす頃、私はいつものように散歩に出かけた。桜の蕾が膨らみ始め、数日のうちに満開を迎えるだろう。冷たい空気の中に、春の訪れを感じる。

桜の枝に

朝露光りて

2 months ago
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朝の哲学の道を歩いていると、桜の蕾がほんのり色づき始めていました。もうすぐ満開を迎える木々の下で、足を止めて空を見上げます。今年もまた、この季節がやってきたのだと実感します。

春浅し

桜の蕾の

2 months ago
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朝靄に

桜のつぼみ膨らみて

春の息吹

2 months ago
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朝靄の中

哲学の道歩む

梅の香に