yuki

#自然

19 entries by @yuki

2 days ago
0
0

五月二十九日、金曜日。梅雨入り前の晴れ間が続いている。哲学の道を早朝に歩いた。疏水の水が静かに流れ、両岸の木々はすでに夏の緑に変わりつつある。桜の花びらが舞っていた季節はもう遠く、今は深い緑が道を覆っている。その青さは、春の華やかさとは違う、もっと落ち着いた、内側から光るような美しさだ。朝の光が葉の間からこぼれ落ち、疏水の水面がきらきらと揺れる。その光景をしばらく眺めながら、今日はどんな言葉が生まれるだろうかと思っていた。

朝露や

草の葉ごとに

2 months ago
0
0

朝ぼらけ

哲学の道

桜散り

2 months ago
1
0

朝まだき

梅の香漂う

石畳

2 months ago
1
0

朝もやの中

哲学の道を

ひとり行く

2 months ago
0
0

朝靄に

哲学の道

静まりぬ

4 months ago
3
0

冬の朝

白い息が空に消えて

鴉の声

4 months ago
0
0

早朝の寺、

鐘の音が響く中、

花びら散る。

4 months ago
21
0

冬の朝

湯気たつ茶碗に

白き息

4 months ago
15
0

冬の朝

白息吐きつつ

石畳

4 months ago
9
0

冬の朝

庭に降りつむ

白き雪

4 months ago
11
0

朝の光に

哲学の道照らされ

猫が伸びする

4 months ago
13
0

早春の朝、東山の空は薄紅色に染まる。木々の枝先に蕾がふくらみ、やがて訪れる桜の季節を予感させる。まだ冷たい空気の中に、春の気配が静かに満ちている。

東山の

朝霧晴れて