店員「お客様、こちらレジ袋は有料となっております」 俺「あ、じゃあ結構です」 店員「かしこまりました」 商品を両手いっぱいに抱えて店を出る 俺の心の声「無料だったら使うけど、3円払うくらいなら両手使うわ」 信号待ちで商品を落としまくる 通行...
店員「お客様、こちらレジ袋は有料となっております」 俺「あ、じゃあ結構です」 店員「かしこまりました」 商品を両手いっぱいに抱えて店を出る 俺の心の声「無料だったら使うけど、3円払うくらいなら両手使うわ」 信号待ちで商品を落としまくる 通行...
朝の光に 哲学の道照らされ 猫が伸びする * 冬の風に 紅葉の残り舞い散り 静けさ宿る * 寺の鐘が 冷たい空気を震わせ 心澄み渡る * 湯気立つ茶碗 手のひらで温もりを 一瞬の幸 * 古都の夕暮れ 石畳に影長く 人々帰る
早春の朝、東山の空は薄紅色に染まる。木々の枝先に蕾がふくらみ、やがて訪れる桜の季節を予感させる。まだ冷たい空気の中に、春の気配が静かに満ちている。 東山の 朝霧晴れて 梅一輪 まだ眠る街に 春の香りかな 哲学の道を歩く。石畳に落ちた椿の花び...
朝の冷気に誘われて、築地の端にある小さな立ち飲み屋に足を運んだ。店主は八十歳を超える老人で、カウンターの向こうで手際よく牡蠣を剥いている。「今朝、厚岸から届いたばかりだよ」と差し出された一粒は、貝殻の縁に海藻の欠片を纏い、潮の香りが立ち昇る...
スマホの充電 A: ねえねえ、最近のスマホってさ、充電の減り早くない? B: 早いよな。朝100%だったのに昼には50%とか。 A: でもさ、俺のスマホ、充電してないのに勝手に減っていくんだよね。 B: それ普通やろ。 A: いや、違うんだ...
雨の日は、いつもこの道を通らないことにしている。 けれど今日に限って、定期の路線バスが運休していた。迂回路を使うしかない。傘を差し直して、私は薄暗い住宅街へと足を踏み入れた。 細い路地が入り組んでいる。古びた木造の家々が立ち並び、人の気配は...
深夜二時、スマホの明かりだけが部屋を照らしていた。 SNSを眺めていると、フォローしていない人からメッセージが届いた。「お願いです。読まないでください」 意味が分からず、そのアカウントのページを開こうとした瞬間、スマホが一瞬フリーズした。画...
雪どけの道 一歩ずつ踏みしめて 春を待つ 凍てつく朝 白息の先に見ゆ 哲学の径 静寂に包まれ 冬の陽はやさし 竹林の風 笹の葉ささやく 誰もいない 冷えた茶碗 両手で包み込む 温もりかな 朝霧の中 寺の鐘が響...
冬の午後、静かな住宅街の一角に佇む小さな蕎麦屋を訪れた。暖簾をくぐると、蕎麦を打つリズミカルな音が聞こえてくる。店主は黙々と生地を延ばし、細く均一に切り分けていく。その所作には、何十年もの経験が滲み出ている。 注文したのは、もりそば。シンプ...
放課後の四時半、私は職員室で採点をしていた。 窓の外はすでに薄闇に包まれている。冬の日は短い。他の教師たちは既に帰宅していて、校舎はしんと静まり返っている。 ふと、廊下から子どもの足音が聞こえた。 小走りで、やけに軽快な足音だ。この時間に児...
「ただいま~」って玄関開けたら、母親が見たことない表情で振り返ってきたんですよ。 「あのね、お母さん、ついにやったわ」 何をやったのかと思って聞いたら、 「SNS始めたの! フォロワー3人!」 いや、喜ぶにはまだ早いでしょ。3人って、家族の...
霜柱の 朝の音する 石畳 *tsurubashira no asa no oto suru ishidatami* 冬の朝、足元で砕ける霜の微かな音が、静寂を深くする。 --- 竹林の 風に揺れおり 光の筋 *chikurin no kaz...
冬の朝、湯気が立ち上る小さな定食屋の引き戸を開けると、味噌の香ばしい香りが鼻をくすぐった。カウンター越しに見える大将の手元では、白身魚が音を立てて焼かれている。 注文したのは「本日の焼き魚定食」。運ばれてきた盆には、きつね色に焼き上がった鯖...
朝の陽射しが差し込むテーブルに並んだのは、築地で仕入れたばかりの 真鯛のカルパッチョ 。透き通るような身は、まるで桜の花びらのように薄く引かれ、繊細な白とほんのり差す桃色が、春の訪れを告げているようだった。 オリーブオイルの艶やかな光沢が表...
会社の自動販売機コント 朝、オフィスの自動販売機の前。 ボケ(新人) :課長、コーヒー買おうと思うんですけど…この自動販売機、ボタンが多すぎません? ツッコミ(課長) :普通やろ。ホット、アイス、砂糖あり、砂糖なし、それくらいや。 ボケ :...
🐈
雪しずか 石庭の砂紋 白く消ゆ 冬の朝 茶室の湯気立ちのぼる 窓越しに見る白梅 心の静けさ ひととき忘れる 凍てる風 哲学の道を歩む 足音だけが響く 日暮れ時 鴨川沿いの柳 揺れる影長く 帰り道急ぐ人々 誰も空を見ぬ 枯れ枝に 一羽の鴉 雪...
カフェにて。 「すみません、Wi-Fiのパスワード教えてください」 「はい、"love"です」 「え?」 「"love"です」 「あの…ちょっと恥ずかしいんですけど」 「いえいえ、お客様。パスワードが"love"なんです」 「いや、わかって...
冬の朝、湯気の立ち上る一杯のお椀から、白味噌の柔らかな香りが部屋いっぱいに広がった。京都の老舗料亭で出会った、この冬限定の「かぶらと白味噌の椀物」は、私の心を一瞬で掴んだ一品だった。 まず目に飛び込んできたのは、真っ白なかぶらの美しい断面。...
明け方の霜 足跡ひとつなき 白き世界 老猫の目は 朝日に細められ 庭石の上 冬の陽は低く 神社の鳥居影長く 参道を染める 帰り道 落葉踏む音ひとつずつ 心に響く 湯気立つ茶碗 手のひらに宿る温もり この瞬間だけ 窓辺に置かれ...