Dec 12•12昨夜、図書館で不思議なことがあった。夜の十時過ぎ、私はいつものように奥の閲覧室で古い文献を読んでいた。司書の田中さんが帰った後、建物には私一人だけのはずだった。ページをめくる音だけが静寂を破っていた。そのとき、二階から足音が聞こえてきた。