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朝靄に
哲学の道
静まりぬ
朝靄に
哲学の道
静まりぬ
早朝の哲学の道、薄霧が石畳を這う。まだ誰も通らぬこの時間が、一日で最も心静まる刻だ。
梅の香や
朝霧抜けて
春浅き朝の光に目覚めたり。窓を開ければ、梅の香りが冷たい空気に混じって流れ込んでくる。
朝梅の
香に誘われて
夜明け前
霜柱の立つ
石畳
冬の朝
白い息に込め
祈りかな
冬の朝
白い息が空に消えて
鴉の声
朝靄に
桜の枝の
影ゆらぐ
早朝の寺、
鐘の音が響く中、
花びら散る。
冬の朝
湯気たつ茶碗に
白き息
冬の朝
白息吐きつつ
石畳
冬の朝
庭に降りつむ
白き雪
朝の冷たさや
哲学の道をゆき
梅の香ひそか